姉小路直子と銀色の死神 感想1
とりあえず一人目、キルスティ・ユリアンティラを攻略終了。
登場人物の中では、キルスの母親であるタマラさんと生徒会長が好みではあったのですが、ルートがよくわからないし、そもそもルートがあるのかも不明だったのでキルス寄りで進めて、最終的にキルスで終了。
公式HPを見る限りではマルチエンディングって書いてあったので複数ルートあるみたいなのですが、姉とキルスは確定として他にもルートがあるのだろうか。選択肢次第で色々な人との絡みはあるみたいだが。
現にキルス寄りの選択肢しか選んでなくとも、クラスメイトとかマイパンツとのシーンが入って来た。
↑正直、どこから突っ込めば良いのか分からない絵面で面白かった。
しかし、キルスとそれなりに良い関係を築いていく過程で、彼女たちとの絡みがあるのは、ちょっと不誠実な気もしたけど
まあ、そういうわけで主人公のキャラにブレを感じたものの、抗う術はないな、と納得はした。
しかし、まあ終わってみたものの、全体的に特別な面白味は全く感じなかった。
超平凡なラノベを読んでいる気分と言うのか。山あり谷ありでもなく、平坦な道を歩み続けたと言うか。
このメーカーと言うかライター関係だと、マジ恋はFDまでクリアして、辻堂さんは主人公が無理過ぎてギブアップした口だが、どんどん劣化しているような気もしないでもない。
メインヒロインのキャラも特別好きになれるようでもなく、姉もキルスも可愛いけど、物語にする必要性あるのか、という疑問は最後まで拭えなかった。
もしかすると姉よりに進めれば面白かったのかも知れないが、キルスルートは本当普通だった。
正直これ以外の感想はない。面白くない、クソとは言わないけど、面白くもなかった。
嫌いになれるキャラ達や話でもないので、読み進めるのが苦痛とかではないのだが、本当に平凡で特に盛り上がる場所もないので、普通としか言い様がない。
ライターの一人はギャグに定評があると聞いていたので、期待もしていたものの、時折面白いと思った程度で、特筆すべきものでもなかった。
時事ネタと言うか、ネットのネタをよく拾ってきているとは思ったが、それくらいに過ぎないし、上にも書いてる通り、物語にする必要がない。
まあ、しかし暇つぶしにはなるし、駄作ではないと思う。せっかく買ったしそう思いたい(
値段も少し安かったし、まあこんなもんかな、と納得できるレベルだとは思う(思いたい
設定やらは所々面白かったし、小和田とかどう考えても小田原だったり、主人公の名前が伊勢新九郎から持って来たとか、戦国時代好きそうだなぁとか色々と面白いところもあった。
かまぼこまんとか、声とか面白いところもあったけど、これ必要なの?とか思わないでもなかった。クラスメイトの光とかも名前は面白かった。
こうして上げていくとそれなりに面白いんじゃないかなと思う。
ただまあ、やっぱりこれ物語って感じはしない。